PC作業に向いているホテルラウンジ
written by
a2c_s
on 2019-06-13
落ち着いた内装、集中するのに十分な席間隔、ほどよい環境音、無料で使えるWiFi。ホテルのラウンジはこれら全てが整ったPC作業に最適なスペースです。

それだけではなく、ほとんどのラウンジではコーヒーと紅茶のおかわりが何杯でもでき、スタバと違い席まで注文を取りに来てくれるので、途中で集中力が切れることもありません。また、女子会や待ち合わせのための時間つぶしなど長い時間滞在している利用者も多いので、長時間作業していても店員の目が気になることもありません。というか丁寧になんでも対応してくれます。
そんなホテルラウンジですが、PC作業で利用する場合はいくつか押さえておくポイントがあります。
- 環境音/BGM
- ホテルによっては環境音発生装置と言えるものを備え付けている場合があります。例えば写真の噴水などは中央から湧き出る水が周りに流れ落ち程よい流水の音が広がるため、集中して作業するには最上級の環境音となります。スピーカーで流されるJazzやクラシックミュージックなどはこれには劣りますが次によいものになります。最悪なのは安めのカフェに見られる質の悪いスピーカーで流される騒々しいボーカルの入ったポップスです。

WiFi
- ほとんどのホテルラウンジはビジネス客に対応するため、WiFiを完備しています。ただし、WiFiの安定度合いにはホテルによってかなり差があります。また所詮共通パスワード(パスワードが無い場合も有り)の公衆無線LANですので、セキュリティが不安な場合はスマホのテザリングなどを利用しましょう。
席間隔
- ホテルラウンジの席間隔は街のカフェなどよりかなり広めですが、ホテルごとにかなり差があります。またラウンジにはお酒を飲んでいるグループがいることもあるので、大きい声で話しているグループが近くにいるときには席の間隔が狭いと気になる場合があります。
電源
- 場所によりますがコンセントに近い席が空いているときは電源を使わせてくれるホテルもあります、まれに各席に完備してある場合もあります。
私見になりますが、PC作業に向いている都内のホテルラウンジを3つ紹介します
ANAインターコンチネンタル東京 アトリウムラウンジ
- wifi: 有り
- 電源: 無し
- 環境音: ラウンジの隣にある天井までの高さのあるウォーターカーテンのの水音
- 席間隔: ホテルラウンジにしては少し狭い
- コーヒー、紅茶 ¥1,350〜 (プラス消費税 8%とサービス料 13%)
- おかわり: コーヒーは何杯でも可、紅茶は差し湯だと思う
- その他: 夕方にジャズ演奏あり。
席間隔が広くとても集中しやすい。環境音がウォーターカーテンの水音で作られているので集中しやすい。ジャズ演奏は少し離れた中二階で演奏されるので空間に音が溶け込み集中の妨げにならない。平日夕方に混んでくると席間隔が少し狭いので隣が気になるのが欠点
評価 4/5
ホテル ザ セレスティン東京芝 カフェ&バーラウンジ セレクロワ
- wifi: 有り (若干不安定なように感じた)
- 電源: 不明
- コーヒー、紅茶 ¥800〜
- 環境音: JAZZ系のBGM、音はかなり小さい
- 席間隔: 広め
環境音はスピーカーからJAZZミュージックが小さめの音で流れている、席間隔が広いので普段は話し声などは気にならないが、たまに酒の入った団体客が近くに来るとうるさく感じることがある。コーヒー、紅茶の値段が800円と安いのが Good
評価 5/5
アンダーズ 東京 アンダーズ タヴァン ラウンジ&バー
- wifi: 有り
- 電源: 不明
- コーヒー 1000円、カフェラテ、紅茶 1100円〜 (プラス15%のサービス料)
- おかわり: コーヒー: 2杯までおかわり可、カフェラテ: 大きなカフェラテが2杯までおかわりできる。これ以上の量が必要になることはないと思う。紅茶: 差し湯
- 環境音: JAZZ系のBGM、少し音が大きい
- 席間隔: 普通
- その他:平日夕方にジャズ演奏あり。音は大きめ
席間隔は普通程度だが、革張りの椅子で座りごごちがとてもよく高級感がある。環境音発生装置がなく、店内のBGMの音量が少し大きいのが残念。夕方のJAZZ演奏も作業に集中するには少し音が大きめ
都心外資系ホテルには珍しくミュージックチャージが無いので生演奏を聞きながら作業したいときにはおすすめ
評価 4/5
最後にですが、作業目的でホテルラウンジに行くときの身なりはそれなりにきちんとしたものにしましょう。長居しても嫌な顔をされませんが、雰囲気を壊すのはマナー違反です。